2023/9/28

NEDOのディープテック・スタートアップ支援事業PCA フェーズ(実用化研究開発(後期))に採択されました。

マイキャン・テクノロジーズ株式会社 (本社:京都府京都市、代表取締役:宮﨑 和雄) は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)の「ディープテック・スタートアップ⽀援事業PCA フェーズ(実⽤化研究開発(後期))」に採択されました。

「ディープテック・スタートアップ⽀援事業」は、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象しており、PCAフェーズは試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等の支援プログラムです。

今回採択された助成事業および助成内容は以下のとおりです。

・助成事業の名称: 不死化単球細胞 aMylc を使用した MylcMAT 製品の開発

・事業期間:2023年9月22日~2025年3月末日

・パートナーVC:合同会社リアルテックジャパン

本採択を契機に、当社が提供中のヒト由来不死化ミエロイド系細胞(Mylc細胞)製品を使用したMAT試験キットの市場展開を加速させます。現在、医薬品や医療機器などを製造・販売する際には、ウイルスや菌等の微生物に汚染されていないか安全性検査をすることが法令で義務付けられており、主としてウサギを使用した発熱物質試験及びカブトガニを使用したLAL試験が認可、適用されています。動物愛護や持続成長可能な社会(SDG’s)実現の観点からウサギやカブトガニなどの材料を用いない試験法の開発が求められており、現在開発している単核球活性化試験(Monocyte Activation Test)は従来試験法の代替となるものです。当社の持つ再生医療の技術を活用した特殊細胞を用いた安全性試験キットの開発・製品化を通じ、人々の健康に貢献します。

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